パブリック・ディプロマシー日本外交に望むこと

34年間の外交官生活を振り返って

2023-01-01から1年間の記事一覧

ジャニー喜多川の犯罪と大手メディア---日本のパブリックディプロマシーの観点から

以前のブログからこのブログに移行する際、テーマを3つに分けた。 ひとつは衣食住に関すること、 ふたつ目は不動産、 そしてパブリックディプロマシー。 パブリックディプロマシーとは?国の外交=ディプロマシーに関係する人は、皇室、首脳、閣僚、高官、外…

ジャニーズ事務所---悪い奴は鬼籍、質問する記者は共犯者だから記者会見は怖くない

9月7日のジャニーズ事務所の記者会見には、忖度してジャニー喜多川の悪行に触れてこなかった大きなメディアだけに限らず、フリーのジャーナリストや外国人記者も出席していた。 日本政府の記者会見では、官邸記者クラブや各省庁所属のクラブが仕切る。記者ク…

安倍晋三の死後、ジャニー喜多川性加害事件が表出し始めたのは偶然?

「外部専門家による再発防止特別チーム」報告書 2023年8月29日、ジャニー喜多川による性加害に関する「外部専門家による再発防止特別チーム」による記者会見が行われた。予想以上に踏み込んだ内容だった。 7月4日の国連人権理事会*「ビジネスと人権」作業部…

松川るい参議院議員―エッフェル塔写真よりマズい次女同行

ここ数日、自民党女性局議員が、フランス研修中にSNSにアップした写真が話題になっている。 www.tokyo-np.co.jp 女性局局長の松川るい議員は外務省出身。全く面識はないが、記憶に残る名前だし、確かこの方が外務省を退官した際、私を含む女性省員のメールリ…

最高裁判決、LGTB理解増進法成立とりゅうちぇるさん自死

7月12日、タレントのりゅうちぇるさんが自殺した。 今、メディアでは匿名のSNSでの誹謗中傷が原因ではないか、という論評、コメントが沢山出ている。 バライエティ番組にパートナーの女性と出ていた若い頃は、女性っぽい(これも問題のある形容か?)しぐさ…

アラン・ドロンが日本人女性にモラハラを受けた?

どんな美男・美女も歳をとる。 若い頃、人一倍(イヤ10倍も100倍も)輝いていたので、落差が激しい。 女性の俳優(もう「女優」とは呼ばないらしい)は、齢をとると表舞台に出なくなる。原節子は美しさのピークに銀幕から消えたそうだ。女優ではないが、36歳…

統一地方選挙、衆参補選―投票用紙が送られてくる国に生まれて。幸せを噛みしめよう。

4月23日はいくつかの自治体の長とそれぞれの地元の地方議会議員を選ぶ日だった。 明石市の泉市長は、昨年秋の暴言で任期満了後は立候補しない、と発表していたが、後継指名された明石市議出身の女性が選出されたようだ。院政というか、後見人というか、泉路…

京都和久傳でメラニア・トランプを思い出した

4月のある金曜の夕方京都に着いた。翌日何をたべようかと考え、京都駅伊勢丹にある和久傳というちょっと有名な和食の店を予約した。土曜なのに運が良かった。ひとりだからかも。 土曜の商業施設でエレベーターで11階まで上がるのは、ある程度余裕をみておか…

京都和久傳でメラニア・トランプを思い出した

4月のある金曜の夕方京都に着いた。翌日何をたべようかと考え、京都駅伊勢丹にある和久傳というちょっと有名な和食の店を予約した。土曜なのに運が良かった。ひとりだからかも。 土曜の商業施設でエレベーターで11階まで上がるのは、ある程度余裕をみておか…

スイス銀行の秘密主義はオワコン?宝の山を生かしきれない日本。

補助金頼みのイタリアのアグリツーリズモvs政府のクレディスイス救済策 今日3月18日の「人生の楽園」も、小さな食堂を週4日営業する女性とその夫の画家の話だった。食堂の食材は自前か知り合いからのおすそ分け。食堂のお客さんもお決まりのご近所さんだっ…

新年あいさつ

明けましておめでとうございます。 I am still alive. 昨年の一大ニュースはロシアのウクライナ侵攻と安倍さん暗殺でしょうか。 ゼレンスキー大統領を批判する人もいるけど、ルカシェンコやメドベージェフと比べてみると評価は自明。 統一教会、紀藤正樹弁護…