パブリック・ディプロマシー日本外交に望むこと

34年間の外交官生活を振り返って

稲盛和夫最後の戦い(2013.10.07作成)

さっき、本屋さんの前を通ったら、この本が山積みに。

 

印象に残った言葉(一言一句まで正確ではないけれど)

誰の金や思うてる。あんたには一円もまかせられまへんな。

破たんした会社。あんたら皆職業安定所に通うているはず。

 

消費税は来年4月から8%になることを安倍総理が表明。公道もつかっっているし、幼稚園から大学まで公立。おまけに当時は民間企業は四大卒の女性は採用してくれなかったから、役所に入省。だから、税金のお世話になってきた。

 

でもねえ、財務省員に「誰の金や思うてる。」と言ったら、税務調査で意地悪されるのだろうか?

赤子から老人まで日本人一人あたりの借金が7百数十万円とか言われると、破たんした国、公務員は皆職業安定所ハローワークも税金で運営!)と稲盛さんに怒鳴られてもおかしくないけど。

 

「あんたらには八百屋もできん」と稲盛さんは言い放ったというのもどこかで読んだ。JALの幹部はじっと聞いていたのだろうか。最近の公務員なら、精神科医の診断書を持ってきて休みを取り、パワハラで人事部に訴えるところだ。そうしなかったJALの幹部は偉い。

 

それから、「八百屋もできん」とは稲盛さん、八百屋さんに失礼です。今飛ぶ飛行機の座席が埋まっていないのと、朝堀りのタケノコが今日中に売れないのとは同じくらい由々しいこと。ずっと店を構えている八百屋さんは、野菜を新鮮なうちに売ろうと努力しているはず。軽トラックで都心にやってきて、露天で野菜を売る経営努力をしている方もいます。しなびた野菜は調理して惣菜として売るとか。ただ、領収書をくれる八百屋さんはめったにいない。                (了)